ファミリー・コンステレーション

ドイツ人セラピスト:バート・ヘリンガーによるファミリー・コンステレーションは、家族心理療法の可能性を大きく広げました。

ワークショップは通常10人前後から数十人単位のグループで構成され、参加者の一人がクライアントとして自分の問題に働きかける機会を持ちます。
 その働きかけるプロセスの介入の加減をはかる人をファシリテーターと呼びます。ファシリテーターにより人数はまちまちですが、ワークショップ1日に働きかけを受けるクライアントの数は4〜5名程度。
 参加者同士がお互いに、問題を抱えるクライアント本人の代理人や、その家族の代理人として立ち、相互に参加し合い、助け合う形式で行います。

代理人が立つ配置からクライアントの問題の原因を探し出し、それまでと異なる角度からの視点、視野を持つことを可能にし、クライアントが自分一人の努力では困難だった解放、安心、自分の能力を開花させるなどの可能性を広げます。

詳細は

 例えば、頭痛の原因が頭以外の場所、骨盤のねじれから起きる場合があるように、ファミリー・コンステレーションでは、家族の中の誰かひとりが苦しんでいるとき、それを個人の問題としてとらえるのでなく、家族という一つのエネルギー体に生じた症状としてとらえ、家族体系に現れるエネルギーに働きかけます。
 私たちが個人の問題としてとらえている、例えば鬱であったり、拒食症であったり、ひきこもりなどは、実は個人的というより家族そのものが抱えている見えない問題が一点に表出しているという場合もあり、個人を助けようとするよりも家族全体像を俯瞰で見ることを通して、解決や快方に向かう方向を探ります。
 ワークショップの場で、それまで経験してきた事象の背後に愛と尊重、和解と調和が再発見されることで、それまで悩みや苦しみでしかなかったものの真の意味や価値が認識され、理解が生まれます。理解が悩みや苦しみのただ中で縛られていた在り方を解放し、そのエネルギーは、ゆっくりと現実の家族の中に溶け込んでいきます。

ファミリー・コンステレーションの背景

 バート・ヘリンガーは、セラピーの過程で「なぜ、自分の苦しみを語るときに微笑む人たちがいるのだろう」と疑問に感じ、「そのように苦しむことが、誰か、もしくは何かの役に立っているからではないか」との仮説を導き出しました。表面的には辛い、何とかしたい、と思っていても、潜在意識では「自分は正しく、役に立っている」と思い込んでいる可能性があるのです。その背後にあるものを探ることから、ヘリンガー氏はそれまでになかった洞察を次々と得るようになっていきまし た。
 自分自身は苦悩の中でもがきながらも、口元に浮かぶ微笑みが家族への愛や忠誠心を現しているとするなら、その苦しみを手放すことは愛を手放す恐れとつながり、忠誠心に背くことになるので簡単ではなくなります。
 では、愛や忠誠心を傷つけることなく、苦しみから解放されることは可能なのでしょうか。それをワークショップの中で探求して行くことになります。
 私たちの多くは、けなげにも、自分が困難や苦しみを引き受けさえすれば、物事はうまくゆく、家族の誰かの苦しみは払拭されるという思い込みに無意識に捕われ、実に巧妙に事故や病気や、人生の失敗に巻き込まれていきます。その思い込みは意識の非常に深い層に刻み込まれているため、通常自分自身は意識していません。ワークショップや個人セッションでは、その無意識に作られていた姿勢、在り方を目に見えるものにし、理解することによって変容を促します。

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